01ストーリー
「正露丸の香り」——日本の愛好家がそう呼ぶ強烈なヨード香とスモークは、一度体験したら忘れられません。1815年にアイラ島南岸で生まれたラフロイグは、今では希少となった自家製麦(フロアモルティング)を守り、海藻を含む島のピートで麦芽を燻し続けています。その個性は「Love it or hate it(愛するか、嫌うか)」と自ら広告に掲げるほど。しかし世界には「hate」を通り越して熱愛する者が絶えず、1994年には当時のチャールズ皇太子(現国王)がシングルモルトとして初の王室御用達勅許を授けました。バーボン樽のみの熟成が生む意外な甘みとバニラが、煙の奥に潜んでいるのがこの10年の妙。アイラモルトの「最初の関門」にして、多くの人がやがて戻ってくる「終着駅」でもあります。
02味わい
| 香り | 強烈なピートスモークとヨード、海藻。潮の香り |
|---|---|
| 味わい | 煙の奥から現れる意外な甘み。かすかな塩気とバニラ |
| 余韻 | 長く力強い燻香が、いつまでも残り続ける |
※ メーカー公表のテイスティングノートに基づく参考情報です。編集部による実飲レビューは下記のとおり準備中です。
03おすすめの飲み方
- ストレート — まずは煙の全貌を体験する
- ロック — 冷やすと煙が引き締まり、甘みの輪郭が見えてくる
- ハイボール — 燻香が弾ける「スモーキーハイボール」も人気