製法の特徴
ツタに覆われた石造りの建屋が美しい、ハイランド観光の玄関口ピトロッホリーの蒸留所。ナッツとシェリーの厚みある酒質は、ベル(Bell's)ブレンドの中核として二世紀近く働き続けてきた。
歴史
1798年創業、スコットランドでも最古参クラスの一つ。仕込み水は「カワウソの小川」を意味するオルトダワー・バーンで、ラベルにはカワウソの意匠が描かれる。19世紀半ばからブレンデッド「ベルズ」との関係が深まり、1933年にアーサー・ベル&サンズが正式に買収して以来、「アフォーダブルなスコッチの代名詞」ベルズの心臓部を担う。英国で長年販売首位を争ったベルズの飲み手は、知らずしてブレアアソールを飲んできたことになる。エディンバラからハイランドへ向かう幹線沿いという立地から年間数万人が訪れる人気蒸留所で、ツタの紅葉に包まれる秋の姿は「スコットランドで最も絵になる蒸留所」の常連である。
代表銘柄
ブレアアソール12年(花と動物シリーズ) / ベルズ(キーモルトとして)