製法の特徴

ポットスチル、ローモンドスチル(直頭型)、連続式蒸留機を一つ屋根の下に備え、一か所でモルトもグレーンも多彩なスタイルも造れる「スコッチの何でも屋」。ゴルフ全英オープンの公式スピリッツでも知られる。

歴史

1964年、名湖ロッホ・ローモンドの南に設立された、スコッチの常識を良い意味で無視した蒸留所。通常のスワンネック型に加え、首が円筒形の独自スチル(通称ロッホローモンドスチル)や連続式まで擁し、単一の蒸留所でありながら十種類以上の異なる原酒スタイルを造り分ける——「一蒸留所一個性」というスコッチの前提を覆す設計思想である。かつては「インチマリン」「クロフテンギア」など多名義のモルトを出荷し、タンタン『黒い島』に登場する架空銘柄と同名の「ロッホローモンド」としてコミックファンにも知られた。2019年からは全英オープンゴルフの公式パートナーとなり、スポーツとの連携でブランド力を高めている。

代表銘柄

ロッホローモンド12年 / ロッホローモンド オリジナル / インチマリン12年