製法の特徴

日本酒「八海山」の八海醸造グループが、世界的スノーリゾートのニセコに開いた蒸溜所。羊蹄山の伏流水と豪雪地帯の寒冷な気候を活かし、ウイスキーとクラフトジン「ohoro」を製造する。

歴史

新潟の銘酒「八海山」で知られる八海醸造が、2021年、羊蹄山を望むニセコの地に開設した。ニセコは世界中のスキーヤーが集まる国際リゾートであり、「世界の富裕層が最初に出会う日本のクラフトウイスキー」になり得る立地戦略が光る。仕込み水は名水として名高い羊蹄山の伏流水。豪雪と冷涼な夏という熟成環境は北海道の中でも特に穏やかで、長期熟成向きとされる。ウイスキーの熟成を待つ間、ボタニカルに地元の水楢やヤチヤナギを使うジン「ohoro」を先行させ、国際的な賞を獲得して蒸溜所の名を広めた。日本酒の麹の世界からウイスキーの麦芽の世界へ——発酵文化の老舗による越境の物語である。

代表銘柄

ニセコ ohoro GIN / シングルモルトニセコ(熟成中・今後リリース)