製法の特徴

電子部品メーカーが本業の傍ら開いた、日本では希少な「グレーンウイスキー専門」のクラフト蒸溜所。バーボンスタイルのトウモロコシ主体レシピを掲げ、大手の寡占領域に小資本で挑む。

歴史

電源装置などを手がける電子機器メーカー・吉田電材工業が、2022年、新潟県村上市の工場敷地に開業した異色の蒸溜所。日本のクラフト勢がほぼ全てモルトに向かう中、あえて設備投資のハードルが高いグレーン専門を選び、トウモロコシ・ライ麦・大麦麦芽によるバーボンスタイルのマッシュビルを採用した——「クラフトグレーン」という空白地帯への一番乗りである。ハイブリッド式の蒸留設備で仕込む原酒は、将来的に国産クラフトブレンデッドの土台となることも見込まれ、モルト専業の他蒸溜所との「原酒交換」の相手としても期待される。製造業の技術者集団らしいデータ駆動の品質管理も持ち味で、2024年から限定リリースが始まった。

代表銘柄

吉田電材 ニューメイクグレーン / YOSHIDA GRAIN(限定リリース)