01ストーリー
「スペイサイドの異端児」を自称する、あえて13年という不吉な数字を掲げた通好みの一本。今や希少なワームタブ冷却と油分の多い蒸留設計が、パイナップルと形容される熟した果実味の奥に、焼いた肉のような旨味と硫黄の陰影を残します。上品さを競うスペイサイドにあって、「磨きすぎない野性」を残す時代錯誤の製法こそが、現代では誰にも真似できない個性となりました。デュワーズの心臓部として120年働いた裏方が、2014年に表舞台へ出た際のコピーは「昔気質で、申し訳ない(Old fashioned, unapologetically)」。癖のある友人ほど記憶に残る——そんな一本です。
02味わい
| 香り | 熟したパイナップル、麦芽、かすかな硫黄の陰影 |
|---|---|
| 味わい | 厚くオイリー、果実の甘みと肉的な旨味 |
| 余韻 | 長くドライ、独特の余韻 |
※ メーカー公表のテイスティングノートに基づく参考情報です。編集部による実飲レビューは下記のとおり準備中です。
03おすすめの飲み方
- ストレート — 異端の輪郭を正面から
- ロック — 旨味が引き締まる
- ハイボール — 果実味が意外に弾ける