製法の特徴
今や希少なワームタブ冷却を守り、硫黄的な重さをあえて残す「オールドスタイル」の代表格。肉のような旨味とパイナップルにたとえられる果実味が同居する、癖の強い通好みの酒質。
歴史
1891年、ホワイトホースの生みの親ピーター・マッキーらが、スペイ川に架かるテルフォード設計の名橋のたもとに創業した。村はスペイサイドの交通の要衝で、蒸留所は今も「ウイスキー街道」の中心に立つ。120年以上にわたりホワイトホースやデュワーズの骨格を支える裏方だったが、2014年にデュワー社がシングルモルトシリーズを立ち上げ、その古風で野性味ある酒質が一躍脚光を浴びた。特に51年熟成を破格で振る舞った「Bar 51」キャンペーンは業界の語り草。旧式のワームタブと油分の多いニューメイクという時代遅れの製法こそが、現代では誰にも真似できない個性となった好例である。
代表銘柄
クレイゲラヒ13年 / クレイゲラヒ17年