01ストーリー
2012年、原酒不足が深刻化する中でサントリーが出した答えが、年数表記のない「山崎」でした。若い原酒を使うことは品質の妥協と見られかねない賭けでしたが、ブレンダーたちはワイン樽貯蔵モルトなど多彩な原酒を重ね、「若さを瑞々しさに変える」設計で応えました。苺を思わせる甘酸っぱい香り立ちは12年とはまた別の個性で、「山崎入門の一本」として世界中の需要に応え続けています。年数がないことは妥協ではなく、熟成年数から自由になった設計思想の表明——ジャパニーズウイスキーのNAS時代を切り拓いた記念碑的な一本です。
02味わい
| 香り | 苺やさくらんぼを思わせる甘酸っぱい果実香、ミズナラ由来のほのかな和の香木 |
|---|---|
| 味わい | 蜂蜜のような甘み、なめらかで柔らかな口当たり |
| 余韻 | ほのかなシナモン、甘く優しい余韻 |
※ メーカー公表のテイスティングノートに基づく参考情報です。編集部による実飲レビューは下記のとおり準備中です。
03おすすめの飲み方
- ロック — 大きな透明氷で瑞々しさを保ったまま冷やす
- ハイボール — 華やかさが弾ける現代の定番
- ストレート — 12年との違いを確かめる楽しみ