6年の差は確かに味に出ますが、価格差ほどの「倍おいしい」わけではありません。逓減する満足度をどう評価するかの問題です。
01 12年 — 完成された標準
12年は多くの蒸溜所にとって主力商品で、その蒸溜所の個性が最も分かりやすく表現される設計です。若さと熟成のバランスが取れており、価格も手頃。日常的に飲む一本として最適化されています。
02 18年 — 深さと丸み
18年になると、樽由来の成分がさらに溶け込み、角が取れて丸くなります。香りの層が増え、余韻が長くなる傾向。ただし熟成が長いほど良いとは限らず、樽が勝ちすぎると渋くなることもあります。原酒の在庫が限られるため価格は大きく上がります。