先入観を避けたいなら自分が先、語彙を増やしたいならノートが先。学習段階によって使い分けるべきです。

01 先に読む — 語彙の獲得

専門家のノートを先に読むと、「洋梨」「白檀」といった表現を手がかりに香りを探せます。何も知らない状態では言葉にできなかった要素に気づけるため、学習効率は高い。ただし、書かれていた要素を「感じたつもり」になる危険もあります。

02 先に飲む — 自分の感覚を守る

何も見ずに飲めば、自分の素直な印象が残ります。あとでノートを読み、一致した部分と違った部分を確認すれば、自分の感覚と他人の表現の距離が測れる。時間はかかりますが、味覚の自立という点では確実です。