製法の特徴

蒸留所名はノックドゥ、製品名は混同を避けて「アンノック(anCnoc)」を名乗る二重名義で知られる。レモンと蜂蜜のモダンで軽快な味わいと、ミニマルなラベルデザインで「現代的ハイランド」の代表格。

歴史

1894年、DCL社(ディアジオの前身)が初めて自前で建設した蒸留所として誕生した。ハイランドとスペイサイドの境界に位置し、酒質はスペイサイド的な軽やかさを併せ持つ。第二次大戦中はインド師団の駐屯地となった歴史も持つ。1983年の閉鎖を経て、1989年にインバーハウス社が再稼働。その際、近隣のノッカンドゥ蒸留所との紛らわしさを解消するため、製品名をゲール語の「アンノック(丘)」に改めるという珍しい決断を下した。北欧デザインを思わせる白基調のボトルと、フィノシェリーやピーテッドの限定シリーズで、伝統的な蒸留所ながら若い飲み手の支持を集めることに成功している。

代表銘柄

アンノック12年 / アンノック18年