製法の特徴

ハイランドでは今や希少となったピーテッドモルトを主力とする「内陸スモーキー」の代表格。アイラの薬品的な煙とは異なる、焚き火やクレオソートを思わせる乾いたスモークが個性。2002年まで石炭直火蒸留を守った。

歴史

1898年、ブレンデッドの名門ティーチャーズを擁するウィリアム・ティーチャー&サンズ社が、自社ブレンドの心臓部となる原酒を確保するために建設した。以来120年以上、「ティーチャーズ ハイランドクリーム」のキーモルトという役割を一貫して担い続けている。アバディーンシャーの穀倉地帯に立ち、鉄道沿いに建設された当時の面影を残す。ハイランドのモルトが次々とノンピートへ転向する中でスモーキー路線を守り抜いたことで、結果的に「アイラ以外のピーテッド」という独自の立ち位置を確保した。現在はサントリーグローバルスピリッツ傘下。バーボン樽由来のバニラと乾いた煙の組み合わせは、ハイボールとの相性の良さでも知られる。

代表銘柄

アードモア レガシー / ティーチャーズ(キーモルトとして)