製法の特徴
1790年創業、ハイランドでも最古級の蒸留所。長年ヴィンテージ表記で名を馳せ(現在は年数表記に回帰)、青りんごと柑橘の溌剌とした酒質は「北ハイランドの朝の光」と形容される。
歴史
1790年、ジョン・ロスが創業した記録を持ち、創業家の経営が約100年続いた古参。エダートンは「パリッシュ・オブ・ピーツ(ピートの教区)」と呼ばれた泥炭地だが、蒸留所は当のピートをほぼ使わず、クリーンな酒質で知られるようになった対比が面白い。敷地の脇には4,000年前の先史時代の立石(クラック・ア・チャリッチ)が立ち、ラベルのモチーフにもなっている。2007年から蒸留年を記すヴィンテージ路線で個性を打ち出し、映画『天使の分け前』で主人公が最初に味を当てるモルトとして登場したことでも愛好家の記憶に残る。2019年、より分かりやすい年数表記へ回帰し、12年から25年までの端正なラインナップを揃える。
代表銘柄
バルブレア12年 / バルブレア15年 / バルブレア18年