製法の特徴

スコットランド最南部、「本の町」ウィグタウン近郊に立つローランド最古級の蒸留所。草花と柑橘の伝統的ローランドスタイルを守りつつ、豪州資本のもとでプレミアム路線の再建が進む。

歴史

1817年、マクレランド兄弟が農場内に創業した、スコットランド最南端の由緒ある蒸留所。アイルランドを望む半島ギャロウェイ地方の孤高の存在として、「ローランドの南の果て」を二世紀守ってきた。しかしその歴史は閉鎖と再開の繰り返しで、1993年にはアイルランド人観光客レイモンド・アームストロングが「別荘として」購入し、規制の壁を越えて小規模生産を復活させたという型破りな逸話を持つ。2015年、オーストラリアのヨーグルト事業で成功したデビッド・プライヤーが買収し、豪州資本初のスコッチ蒸留所所有者となった。全面改修を経て2017年に再稼働し、「眠れる南部の貴婦人」の本格復活が進行中である。

代表銘柄

ブラドノック ヴィンヤ / ブラドノック サマートン10年