製法の特徴
ジョニーウォーカーの「心臓」と呼ばれるキーモルト供給元。蜂蜜と洋梨を思わせる素直で明るい酒質は、単体でも飲みやすく、スペインなど南欧市場で絶大な人気を誇る。
歴史
1824年、密造者ジョン・カミングが公認免許を取得。しかし蒸留所を実質的に築いたのは女性たちだった。妻ヘレン・カミングは収税吏が来ると納屋に匿って警戒の旗を揚げ、義娘エリザベスは1885年に蒸留所を新築移転して事業を大きく育て、「ウイスキー業界の女王」と呼ばれた——スコッチ史上、女性が創業・拡張を主導した稀有な蒸留所である。1893年にエリザベスがジョニーウォーカー社へ売却して以降、同ブレンドの中核であり続ける。「カードゥなくしてジョニーウォーカーなし」と言われるほどの関係は130年を超えて続いており、蒸留所はジョニーウォーカー観光の聖地の一つとなっている。
代表銘柄
カードゥ12年 / カードゥ ゴールドリザーブ / ジョニーウォーカー(キーモルトとして)