製法の特徴

アイルランド最西端の港町に立つ、独立系クラフトの草分け。製材所を転用した小さな蒸留所で3回蒸留のモルトを仕込み、「ファウンディング・ファーザーズ」と呼ばれる創設支援者制度でも知られる。

歴史

2012年、クラフトビールの先駆者ポーターハウス創業者らが、ゲール語文化の残る最果ての港町ディングルに開いた。大手資本に頼らず、樽を買い支えた500人の「ファウンディング・ファーザーズ」たちの出資で立ち上がった物語は、アイリッシュクラフト運動の原点として語られる。2012年12月の初蒸留はアイルランドの独立系新蒸留所として数十年ぶりの出来事で、その後の蒸留所ラッシュ(2010年代にアイルランドの蒸留所は4か所から40超へ)の先陣となった。大西洋の湿った海風の中で熟成するモルトは塩気と果実のバランスが良く、ジン・ウォッカも含めた「町の誇り」として観光客を惹きつけている。

代表銘柄

ディングル シングルモルト / ディングル シングルポットスチル