製法の特徴

モルトウイスキーとグレーンウイスキーの製造からボトリングまでを一つの敷地で行う、世界的にも珍しい一貫生産型の蒸溜所。特にグレーン原酒はバッチ式・連続式など複数の蒸溜設備を使い分け、軽やか・中間・重厚と多彩なタイプをつくり分けることで知られる。

歴史

1973年、富士山の麓・御殿場に設立された蒸溜所。標高約620メートルに位置し、富士山の伏流水を仕込み水として使用する。年間を通じて冷涼で霧の多い気候が、穏やかな熟成を促すとされる。設立当初は国際合弁事業として始まり、スコッチ・バーボン両方の技術を取り込んだ設備構成が特徴となった。現在はキリングループが運営し、「富士山麓」シリーズや、蒸溜所名を冠したシングルブレンデッド「富士」などを生産。グレーンウイスキーの品質には定評があり、国際的なコンペティションでの受賞歴も多い。

代表銘柄

キリン シングルブレンデッドウイスキー富士 / 陸