製法の特徴
背の高いスチルと独自の精留器(ピュリファイアー)の組み合わせが、淡い色合いとクリーンでフルーティな酒質を生む。若い熟成でも完成度が高く、イタリア市場では長年シングルモルト販売量の首位級を占める。
歴史
1840年、密造時代を知るグラント兄弟がローゼスの町に創業。蒸留所を今の姿に育てたのは2代目の「メジャー・グラント」ことジェームズ・グラント少佐で、スコットランドで最初期に電灯を導入した人物の一人とされ、敷地には彼が世界中から集めた植物の咲くビクトリア朝庭園が残る。1961年、イタリアの実業家アルマンド・ジョヴィネッティが5年物を母国に持ち込むと、軽やかな酒質がエスプレッソ文化の国で爆発的に支持され、「イタリアで最も飲まれるスコッチ」の地位を確立。2006年からはカンパリグループ傘下となり、名物マスターディスティラーのデニス・マルコムが半世紀以上にわたり品質を守った。
代表銘柄
グレングラント アルボラリス / グレングラント10年 / グレングラント18年