製法の特徴
スプリングバンクの創業家が、80年眠っていた一族ゆかりの蒸留所を再建した「キャンベルタウン復興の象徴」。製品名は「キルケラン」。塩気と油分、青りんごが交錯する端正なキャンベルタウンスタイル。
歴史
旧グレンガイルは1872年、スプリングバンク創業家から袂を分かったウィリアム・ミッチェルが興したが、キャンベルタウン崩壊とともに1925年に閉鎖された。それから約80年後の2004年、スプリングバンクを守るミッチェル家(ヘドリー・ライト会長)が一族の因縁の蒸留所を買い戻して再建する——この再稼働により、キャンベルタウンの蒸留所は3か所となり、「ウイスキー産地」としての公式区分を守る要件を満たしたと語られる。つまりキルケランは、一つの銘柄であると同時に「産地キャンベルタウンを消滅から救った蒸留所」なのである。2016年リリースの定番「キルケラン12年」は即座に高評価を確立し、入手難の人気銘柄となっている。
代表銘柄
キルケラン12年 / キルケラン8年 カスクストレングス