製法の特徴

「スコットランド最古」を掲げる小さな手作業の蒸留所。マッシュタンでの手撹拌など前近代的な工程を今も残し、少量生産の上質なハイランドモルトを造る。ミシュラン星付きレストランを併設する唯一の蒸留所でもある。

歴史

1763年を創業年に掲げ(密造時代の記録に基づくため諸説あり)、「スコットランド最古の稼働蒸留所」の称号を巡ってはストラスアイラなどと長年論争が続く。20世紀にはフェイマスグラウスの故郷「ホーム・オブ・フェイマスグラウス」として観光の顔を務めた。もう一つの名物は歴代の蒸留所猫で、初代タウザーは生涯に28,899匹のネズミを捕らえた「世界一のネズミ捕り猫」としてギネス記録を持ち、銅像まで立てられている。2019年、クリスタルの名門ラリックが共同オーナーとなり、高級路線へ大きく舵を切った。2021年開業の併設レストランは翌年ミシュランの星を獲得し、「食とウイスキーの融合」の最前線となっている。

代表銘柄

グレンタレット トリプルウッド / グレンタレット10年 ピートスモークド / グレンタレット12年