製法の特徴
東シナ海に沈む夕日を望む海辺の蒸溜所。クラフトでは異例の3基のポットスチルを使い分け、本格焼酎「メローコヅル」の樫樽熟成で培った樽の知見を、リチャーした焼酎古樽の活用などに活かす。
歴史
明治16年創業の焼酎蔵・小正醸造の4代目、小正芳嗣氏が2017年に創業した。祖父・嘉之助が1957年に生んだ樫樽熟成米焼酎「メローコヅル」——焼酎を樽で寝かせるという当時の常識破り——の精神を受け継ぎ、その名を蒸溜所に冠した。吹上浜を見下ろす立地は「世界で最も夕日が美しい蒸溜所」を自称し、潮風の中でのやや速い熟成が南国らしい酒質を育てる。2021年の初リリース以降、焼酎樽フィニッシュなど蔵の歴史を活かした個性で評価を確立。2022年にはディアジオ社との資本提携を発表し、世界市場への足がかりを得たことでも話題となった。
代表銘柄
シングルモルト嘉之助 / 嘉之助 HIOKI POT STILL