製法の特徴
熟成年数ではなく蒸留年(シーズン)をラベルに記す伝統で知られた、軽やかでナッティなスペイサイド。J&Bの中核モルトとして、特に欧州大陸で長年親しまれてきた。
歴史
1898年、スペイ川を見下ろす丘に創業。ゲール語で「小さな黒い丘」を意味する。創業直後にウイスキー恐慌で休止する不運に見舞われたが、1904年にロンドンの高級酒商ギルビー社が買収し、以後J&Bレアの心臓部として一世紀を過ごした。J&Bはフレッド・アステアやショービズ界に愛された「軽快なスコッチ」の代名詞で、その軽やかさを支えたのがノッカンドゥの上品な酒質である。ヴィンテージ表記のシングルモルトはスペインやフランスで定番となり、「食前酒のように飲めるモルト」と評された。スペイサイドの中でも特に環境の美しい川辺に立ち、鮭釣りの名所としても知られる。
代表銘柄
ノッカンドゥ12年 / J&Bレア(キーモルトとして)