製法の特徴

北欧ウイスキーのパイオニア。重力を利用した省エネ設計の垂直型蒸留所「グラヴィティ・ディスティラリー」、地下50メートルの旧鉱山での熟成、スウェーデン産オークやジュニパー燻製麦芽など、北欧らしさを徹底する。

歴史

1998年、スキー旅行に集った8人の友人が「なぜスウェーデンにウイスキーがないのか」と語り合ったことから始まり、1999年に最初の蒸留を行った——居酒屋談義が国の新産業になった、クラフト時代の象徴的な創業譚である。じゃがいも由来のウォッカ文化圏だった北欧で、地元大麦・ジュニパーの枝で燻した麦芽・旧鉱山の地下熟成庫と、あくまで「スウェーデンの味」を追求。2011年には35メートルの塔の上から原料を重力で落としながら仕込む垂直蒸留所を建設し、世界のエンジニアを驚かせた。AIとブレンダーの協働で設計した「AIウイスキー」の世界初リリース(2019年)など話題性にも事欠かず、財政難による再編を経てもなお、北欧ウイスキーの精神的支柱であり続けている。

代表銘柄

マックミラ スヴェンスク・エク / マックミラ ブルクスヴィスキー