製法の特徴

中央アルプス駒ヶ岳山麓、標高約800メートルに位置する、日本有数の高地にある蒸溜所。冷涼な気候と花崗岩土壌で磨かれた軟水により、穏やかな環境でゆっくりと熟成が進む。2020年には蒸溜棟を全面リニューアルし、生産体制を刷新した。

歴史

鹿児島の本坊酒造は1949年にウイスキー製造免許を取得し、山梨などでの生産を経て、1985年、理想の環境を求めて長野県宮田村にマルス信州蒸溜所を開設した。その源流には、竹鶴政孝の師にあたる岩井喜一郎の設計思想があり、岩井の指導で設計されたポットスチルの系譜を受け継ぐことで知られる。ウイスキー市場の低迷期には一時生産を休止したが、2011年に再開。「駒ヶ岳」シリーズなどが国際的な評価を受け、2016年には鹿児島に津貫蒸溜所も開設。屋久島のエージングセラーを含め、異なる環境での熟成を活かした個性づくりを進めている。

代表銘柄

シングルモルト駒ヶ岳 / 岩井トラディション