製法の特徴

本坊酒造発祥の地・津貫に立つ、日本最南端級のウイスキー蒸溜所。温暖な気候による速い熟成が信州との対比を生み、同社は「寒暖二つの蒸溜所+屋久島貯蔵庫」という国内随一の熟成環境ポートフォリオを持つ。

歴史

本坊酒造が創業の地・鹿児島県津貫に2016年に開設した第二のウイスキー蒸溜所。標高800メートルの冷涼な信州(長野)に対し、温暖な南薩摩の盆地という対照的な環境をあえて選び、「同じ原酒が土地でどう変わるか」を設計思想の中心に据えた。敷地には明治期からの焼酎蔵や、2代目の邸宅を改装したバー「寶常」が残り、120年を超える酒造りの歴史を体感できる。信州・津貫・屋久島の3地点で熟成を使い分ける戦略は世界的にも珍しく、シングルモルト津貫は温暖熟成らしい厚みのある果実味で、駒ヶ岳との飲み比べの楽しさが愛好家の間で定番の話題となっている。

代表銘柄

シングルモルト津貫 / シングルモルト津貫 ピーテッド