製法の特徴
「米国最古1753年」の系譜を掲げるプレミアムウイスキーの雄。低い樽詰め度数(103プルーフ)や樽の内側トースト後チャーなど、コスト度外視の工程を貫き、10年物や25年物は入手困難の代名詞。
歴史
起源は1753年、ペンシルベニアのシェンクス蒸留所に遡り、独立戦争ではワシントンの大陸軍に酒を納めたと伝わる(諸説あり)。「ミクターズ」の名は20世紀の所有者が息子マイケルとピーターの名を組み合わせたもの。1989年に一度倒産して系譜は途絶えたが、1990年代にニューヨークの実業家ジョセフ・マリオカが商標を取得し、ケンタッキーで復活させた。「コストがかかっても最良の方法を選ぶ」を旗印に、業界標準より低い度数での樽詰め(香味成分の濃度が高まる)や熟成庫の温度サイクリングなど手間を惜しまず、シングルバレルの10年バーボン・10年ライは毎年争奪戦となる。ケンタッキー最古級の「フォートネルソン」ビルを改装した旗艦蒸留所はルイビル観光の華である。
代表銘柄
ミクターズ US★1 バーボン / ミクターズ US★1 ライ / ミクターズ 10年シングルバレル