製法の特徴

大小6基のスチルを非対称に組み合わせ、一部を「ウィーウィッチー」と呼ばれる小型スチルで蒸留する独自の「2.81回蒸留」を実践。肉のような旨味と形容される重厚な酒質から「ダフタウンの野獣」の異名を持つ。

歴史

1823年の酒税法改正直後に免許を取得した、ダフタウン最古の蒸留所。後にグレンフィディックを興すウィリアム・グラントが、独立前に20年間工場長として働いた修行の地としても知られる。19世紀後半に確立された複雑怪奇な蒸留システムは「2.81回蒸留」と呼ばれ、硫黄を適度に残すワームタブ冷却と相まって、他に類を見ない肉厚な酒質を生む。長らくブレンデッド(特にジョニーウォーカー)の心臓部として陰で支える存在だったが、その実力は愛好家の間で語り草となり、2014年にディアジオがシングルモルトの旗艦ブランドの一つとして本格展開を開始した。

代表銘柄

モートラック12年 / モートラック16年 / モートラック20年