製法の特徴
1835年、ウイスキー史上初めて「ロイヤル」の称号を勅許された元祖王室御用達。シェイクスピア『マクベス』の舞台コーダー城の領地に立ち、果実味豊かでスパイシーな酒質を持つ。
歴史
1812年、ウィリアム・フレイザー大尉が創業。密造酒が幅を利かせた時代に合法生産の苦境を訴え続けた大尉は、1835年にウィリアム4世から蒸留所として史上初のロイヤルワラント(王室御用達)を授かり、「王のウイスキー」の名を独占的に掲げた——「ロイヤル」を名乗る3蒸留所(ブラックラ、ロッホナガー、グレンウリー)の最初の一つである。立地は『マクベス』でマクベスが「コーダーの領主」となるあのコーダー城の敷地内で、文学と歴史の香りをまとう。長年デュワーズの構成原酒として裏方に徹したが、2015年からシングルモルトが本格展開され、シェリー樽仕上げの上品な果実味で「元祖ロイヤル」の看板を現代に掲げ直した。
代表銘柄
ロイヤルブラックラ12年 / ロイヤルブラックラ18年