製法の特徴

「ジェントル・ドラム(穏やかな一杯)」を掲げる、軽やかで優しい酒質のスペイサイド。ハイランド最高地級の村トミントールの近郊に立ち、ピーテッド版「オールドバランドロッホ」も併産する。

歴史

1964年、ウイスキー好況期にグラスゴーのブローカー2社が共同で建設した、戦後スペイサイドの新世代蒸留所。村のトミントールは標高345メートル、ハイランドで最も高所にある村の一つで、雪に閉ざされることで英国の天気予報に名が挙がる土地である。1973年には巨大なガラス張りの蒸留室を備えた近代設計に拡張された。派手な物語より製品で語るタイプの蒸留所だが、2019年にはギネス世界記録となる105.3リットルの「世界最大のスコッチウイスキーボトル」を認定されるという愉快な話題も提供した。柔らかな麦の甘みは長期熟成との相性が良く、高熟成帯のコストパフォーマンスに定評がある。

代表銘柄

トミントール10年 / トミントール16年 / オールドバランドロッホ