製法の特徴

タリスカー一強だったスカイ島に190年ぶりに誕生した第二の蒸留所。19世紀の農場遺構を改装した石造りの建屋で、「よく手なずけられたピート(Well-Tempered Peat)」を掲げる上品なスモーキーさを追求する。

歴史

スカイ島では1830年のタリスカー以来、新たな蒸留免許が下りたことがなかった。2017年開業のトラベイグはその歴史を破る「島で二番目の蒸留所」であり、構想から完成まで15年を要した執念のプロジェクトである。建物は1820年代の農場舎の遺構を保存改修したもので、スリート半島の海辺に石壁の中庭を構える。初リリースの「2017 レガシーシリーズ」は、ヘビーピート麦芽を使いながら刺々しさを抑えた「教養あるスモーク」で高評価を獲得。タリスカーの荒々しさとは異なるもう一つのスカイ島像を提示し、「煙は強く、当たりは優しく」という新世代ピーテッドの潮流を代表する存在になりつつある。

代表銘柄

トラベイグ レガシーシリーズ / トラベイグ アラート・グレン