ウイスキーは、一年の行事を彩る名脇役です。正月の祝い酒、父の日の贈り物、クリスマスの一杯、年末の締め——季節の節目にウイスキーを添えると、その日が特別になる。年中行事とウイスキーの結びつきを、飲む楽しみと贈る楽しみの両面から解説します。カレンダーに沿った、一杯の歳時記です。

01 冬の行事 — 正月とクリスマス

冬は、ウイスキーが最も映える季節です(季節の楽しみ・専用記事)。①クリスマス——シェリー系ウイスキーとドライフルーツケーキやチョコの相性は抜群(チョコの記事)。温かいホットトディ(専用記事)で聖夜を。贈り物としても定番。②年末——一年の締めに、とっておきの一本をストレートで。除夜の鐘を聞きながらの一杯は格別。③正月——祝いの席にウイスキー。おせちの後の一杯、親族が集まる場での振る舞い酒として。日本酒だけでなく、ウイスキーで新年を祝う家庭も増えています。寒い冬の行事と、体を温め心を落ち着かせるウイスキーは、相性が良いのです。

02 その他の節目

他にも、ウイスキーが似合う節目は多くあります。①母の日——お酒好きの母へ、華やかで飲みやすい一本や、ウイスキーを使ったデザート(専用記事)。②お中元・お歳暮——目上の方や取引先へ、熨斗をつけて(包装の記事)。③敬老の日——祖父母へ、思い出の年代のボトル。④バレンタイン——ウイスキーボンボンや、チョコと合う一本を(専用記事)。⑤各種記念日(次記事の結婚・出産等)。年中行事のたびに「今年はどのウイスキーを」と考えるのも楽しい。行事は、新しい一本を試す口実にもなります。

03 一年を彩る

ウイスキーを年中行事に取り入れると、一年が豊かに彩られます。季節ごとの一杯(専用記事)、行事ごとの贈り物、節目の乾杯——カレンダーにウイスキーの楽しみが散りばめられ、一年を通じてこの趣味を味わえる。そして、毎年同じ行事に同じ(あるいは新しい)一本を開ける習慣は、年月とともに思い出を積み重ねる。「去年のクリスマスは、あの一本だった」——ウイスキーは、行事の記憶を運ぶ器にもなる。一年の節目節目に、琥珀色の一杯を添えてみてください。行事が特別になり、ウイスキーの楽しみも一年中続きます。