価格は「希少性とコスト」を反映しますが、「おいしさ」を直接示す指標ではありません。用途が合っているかが本質です。

01 価格を上げている要素

価格の主な内訳は、熟成年数(在庫コストと蒸発による目減り)、樽の種類(シェリー樽は高価)、原酒の希少性、そしてブランド価値と酒税です。長期熟成は年ごとに数%ずつ蒸発するため、20年ものは物理的に量が減っています。

02 安いウイスキーの合理性

安価な製品は若い原酒とグレーンを中心に構成され、大量生産で単価を下げています。品質が悪いのではなく、設計思想が違う。炭酸で割ることを前提に作られた製品は、その用途では高価な銘柄を上回ることさえあります。