見た目の安定を取るか、風味の厚みを取るか。ノンチルは「濁ってもいいから風味を残す」という思想の表明です。

01 冷却濾過あり — 見た目の安定

低温で白く濁る原因となる脂肪酸などを、冷やして濾過で取り除く処理です。氷を入れても水を加えても濁らないため、見た目が安定します。ただし濾過の過程で風味成分も一部失われるという指摘があります。

02 ノンチルフィルタード — 風味優先

冷却濾過をしない選択です。低温で白濁する可能性がありますが、風味成分をより多く残せます。口当たりが厚くなるとも言われ、こだわりの蒸溜所や独立瓶詰めで採用されます。度数46%以上なら白濁しにくいため、46%瓶詰めとセットで語られることが多い。