個性の多様性で勝負するスコッチ、調和と繊細さで勝負するジャパニーズ。目指す完成形が違います。

01 スコッチ — 個性の集合体

スコッチは五つの産地に多様な蒸溜所が並び、それぞれが強い個性を主張します。煙、塩気、果実、蜂蜜。全体としての統一感より、蒸溜所ごとの違いを楽しむ文化が根づいています。法規制も厳格で、3年以上の熟成などが定められています。

02 ジャパニーズ — 調和を目指す

日本は和食に合わせる文化のなかで、突出より均衡を磨いてきました。一社が複数の原酒タイプを作り分け、自社内でブレンドを完結させるという独特の体制も特徴です。ミズナラ樽という固有の武器も持っています。