樽が主役のウイスキー、原料が主役の焼酎。麹を使うかどうかも、東西の蒸溜酒を分ける大きな違いです。

01 ウイスキー — 樽が育てる酒

ウイスキーは穀物を原料とし、木の樽で数年以上熟成させることが定義に含まれます。樽由来のバニラや甘み、琥珀色はすべて熟成の産物。度数は40%前後で、樽熟成が風味の中核を担っています。

02 焼酎 — 原料の個性が主役

焼酎は芋・麦・米など多様な原料を使い、麹で糖化させるのが特徴です。多くは樽熟成をせず無色透明で、原料そのものの香りが前面に出ます。度数は25%前後が主流で、ウイスキーより低め。長期貯蔵した樽熟成焼酎も存在します。