製法の特徴
アイラ屈指のヘビーピート(50ppm超)ながら、精留器(ピュリファイアー)付きスチルが柑橘の透明感を残す「ピーティ・パラドックス」の使い手。ノンチルフィルタード・46%以上の瓶詰めを基本とする。
歴史
1815年、マクドゥーガル家が島南岸の岬に創業。ゲール語で「小さな岬」を意味する。19世紀には島最大級の生産量を誇ったが、20世紀後半のウイスキー不況で1981年に操業停止し、廃墟同然となった。1997年、グレンモーレンジィ社が買収して復活。荒れた建屋を島の人々とともに蘇らせ、2000年に発足したファンクラブ「アードベッグ・コミッティー」は世界中に会員を広げた。毎年のアイラ・フェス(フェイシュ・アイラ)に合わせた限定ボトルの発売は世界的な祭事と化している。2022年には1975年蒸留のシングルカスクが1,600万ポンドで落札され、蒸留所の樽としては史上最高額を記録した。
代表銘柄
アードベッグ10年 / アードベッグ ウーガダール / アードベッグ コリーヴレッカン