製法の特徴

「ミニチュア・スコットランド」と呼ばれる景勝の島に1995年に誕生した独立蒸留所。柑橘と麦の明るい酒質で、ノンチル・自然色・46%基準をいち早く標準化した現代クラフトの先駆け。

歴史

アラン島には19世紀に50を超える(多くは非合法の)蒸留所があったとされるが、1837年を最後に途絶えていた。約160年ぶりに島の蒸留を復活させたのが、シーバス社の元重役ハロルド・カリーが1995年に興したアラン蒸留所である。大手に属さない独立新設蒸留所の成功例として、後のクラフトウイスキー時代の道を開いた。創業式典では上空を舞う2羽のイヌワシが「祝福」として語り草になり、ラベルの意匠にもなった。ファンクラブ的な「キャスクオーナー制度」など、愛好家と直接つながる手法も先駆的だった。2019年には島南部にピーテッド専門のラグ蒸留所を増設し、一島二蒸留所体制となっている。

代表銘柄

アラン10年 / アラン シェリーカスク / アラン バレルリザーヴ