製法の特徴

「テロワール(土地の個性)」を掲げ、大麦の産地・農家単位で仕込みを分ける実験的な蒸留所。ノンピートの「クラシックラディ」、ヘビーピートの「ポートシャーロット」、超ヘビーピートの「オクトモア」という3ブランドを使い分ける。

歴史

1881年、ハーヴェイ兄弟が当時最新鋭の設計で建設。20世紀の再編の波に翻弄されて1994年に閉鎖されたが、2001年、ワイン商マーク・レイニエらが買い取り、伝説の蒸留技師ジム・マッキュワンを迎えて再稼働した。ヴィクトリア朝の設備をあえて残し、コンピュータに頼らない手仕事の蒸留と、島内農家との契約栽培・島内瓶詰めにこだわる「農業としてのウイスキー」路線は、業界にテロワール論争を巻き起こした。フェノール値100ppmを超える世界最強レベルのピーテッド「オクトモア」の衝撃も記憶に新しい。2012年からレミーコアントロー傘下。ジンの「ボタニスト」も同蒸留所で生まれる。

代表銘柄

クラシックラディ / ポートシャーロット10年 / オクトモア