製法の特徴
小規模ながら世界的評価を得るクラフト蒸溜所。世界でも珍しいミズナラ製の発酵槽を使い、小型のポットスチルで丁寧に蒸溜する。地元秩父産大麦の使用や自家製麦(フロアモルティング)、樽工房での自社樽製作など、原料から樽まで一貫したものづくりに取り組む。
歴史
「イチローズモルト」で知られる肥土伊知郎(あくと・いちろう)氏が2004年に株式会社ベンチャーウイスキーを設立し、2008年、埼玉県秩父市に秩父蒸溜所を稼働させた。肥土氏は江戸時代から続く造り酒屋の家系に生まれ、閉鎖された羽生蒸溜所の原酒を引き継いで「カードシリーズ」を世に送り出したことでも知られる。小規模蒸溜所ながら、ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)で世界最高賞を複数回受賞するなど国際的評価は極めて高く、日本のクラフトウイスキームーブメントを牽引する存在となった。2019年には近隣に第2蒸溜所も稼働している。
代表銘柄
イチローズモルト ホワイトラベル / イチローズモルト&グレーン / 秩父 ザ・ファーストテン