製法の特徴
業界屈指の樽の目利きビリー・ウォーカーが率いる独立蒸留所。160時間という異例に長い発酵と、シェリー樽・ヴァージンオーク・リオハ樽など多彩な樽戦略で、濃厚な甘みと複雑さを引き出す。
歴史
1967年、ブレンデッド用原酒の供給源として近代的な設計で建設され、長らくマッキンレーズなどの裏方に徹してきた。転機は2017年。グレンドロナックとベンリアックを再生させた名手ビリー・ウォーカーが同志と買収し、独立蒸留所として再出発した。ウォーカーは在庫熟成樽を徹底的に調べ上げ、優良樽への詰め替え(リラッキング)を大規模に実施。わずか数年で「スペイサイドで最も熱い蒸留所」と呼ばれる存在に変貌させた。2021年と2023年にはワールド・ウイスキー・アワードで最高賞を獲得し、「無名の裏方が世界一へ」という現代スコッチ屈指のシンデレラストーリーを完成させた。
代表銘柄
グレンアラヒー12年 / グレンアラヒー15年 / グレンアラヒー10年 カスクストレングス