製法の特徴
「スコットランドで最も遅い蒸留」を自称するゆっくりとした蒸留速度と、完全ノンピート麦芽へのこだわりで、りんごとカスタードにたとえられる澄んだ甘さを引き出す。
歴史
1833年、ハイランドとローランドの境界線上に創業した——蒸留はハイランド側で行い、道路を挟んだローランド側の熟成庫で眠るという、境界の蒸留所として知られる。名はゲール語で「野生の鵞鳥の谷」。滝のかかる渓谷という絵になる立地とグラスゴーから30分の近さで、スコットランドで最も訪問者の多い蒸留所の一つとなった。ピートを一切使わず、蒸留速度を極端に落とすことで「麦と樽だけで勝負する」姿勢を貫き、シェリー樽熟成の上級品はスモークなしの熟成香の教科書と評される。1876年からのラング兄弟時代を経て、2003年より家族経営のイアン・マクロード社が所有する。
代表銘柄
グレンゴイン10年 / グレンゴイン18年 / グレンゴイン21年