製法の特徴

農場内で大麦栽培から製麦・蒸留・熟成・瓶詰めまでを完結する「ファームディスティラリー」。一部製品は100%アイラ産大麦のみで造られ、小型スチル由来の柑橘香と若々しい煙が特徴。

歴史

2005年、アンソニー・ウィルズが西岸の農場に創業した、アイラ島では1881年以来124年ぶりの新蒸留所。大手資本に頼らない家族経営で、「ウイスキーづくりが農業だった時代」への回帰を掲げた。畑の大麦を自家フロアモルティングで製麦し、島内で瓶詰めまで行う「100%アイラ」シリーズは、ウイスキーのテロワールを最も純粋に体現する製品として愛好家の支持を集める。創業からわずか十数年で「アイラ第9の蒸留所」としての地位を確立し、その成功は後に続くアードナホーなど新蒸留所設立ラッシュの呼び水となった。若い熟成でも評価される酒質は、小規模生産の丁寧さの証でもある。

代表銘柄

キルホーマン マキヤーベイ / キルホーマン サナイグ / キルホーマン 100%アイラ