製法の特徴

「ウイスキーの都」だったダブリンに125年ぶりに蒸留を取り戻した都市型蒸留所。ラム樽仕上げのスモールバッチなど自由な樽使いと、46%・ノンチルの現代仕様でアイリッシュ復興の顔となった。

歴史

18〜19世紀のダブリンは世界最大のウイスキー都市だったが、20世紀の崩壊で市内の蒸留所は全滅した。2015年、ウイスキー一族の末裔ジャック&スティーブン・ティーリング兄弟が、かつて父ジョンがクーリー蒸留所で始めた復興の物語を受け継ぎ、ダブリンの下町リバティーズ地区に約125年ぶりの新蒸留所を開いた。小鳥がボトルに描かれるのは、リバティーズの守り鳥とされるフェニックスならぬ「うそ鳥」…ではなく雄鶏だが、いずれにせよ「眠りから覚めた都市」の象徴である。ラム樽フィニッシュの「スモールバッチ」で世界市場を切り拓き、2019年には24年物がワールド・ウイスキー・アワードの世界最高賞を獲得。ダブリンには後続の蒸留所が次々と生まれ、「リバティーズ・ルネサンス」と呼ばれる復興が進む。

代表銘柄

ティーリング スモールバッチ / ティーリング シングルグレーン / ティーリング シングルモルト