製法の特徴
低い蒸留度数と深い樽焦がし(アリゲーターチャー)で「樽から生まれたままの味」を守る古典派。マスターディスティラーのジミー・ラッセル(在職70年超)は「バーボン界のブッダ」と呼ばれる存在。
歴史
1869年、リピー兄弟がケンタッキー川を見下ろす崖の上に建てた蒸留所が源流。「ワイルドターキー」の名は1940年、重役が七面鳥狩りに持参した原酒が仲間に絶賛され、「またあの野生の七面鳥のやつを」と求められたことに由来する。この蒸留所を語る上で欠かせないのが、1954年から働くジミー・ラッセルである。業界最長級のキャリアを持つ彼は、蒸留度数を低く保ち、樽の焦がしを最も深い「アリゲーターチャー」にする伝統製法を、効率化の時代にも一切曲げなかった。101プルーフ(50.5%)の「ワイルドターキー101」はその哲学の結晶で、息子エディ、孫ブルースへと技が受け継がれる「三世代の蒸留所」でもある。
代表銘柄
ワイルドターキー101 / ワイルドターキー レアブリード / ラッセルズリザーブ10年