製法の特徴

スコットランド本土最北の町サーソーに立つ、手作業中心の小さな蒸留所。19世紀に消えた同名蒸留所の水源「狼の小川」を受け継ぎ、穏やかで麦の甘い、時にかすかに煙る酒質を造る。

歴史

初代ウルフバーンは1821年創業、19世紀半ばには地域最大の生産量を記録しながら、1870年頃までに歴史から姿を消した。約150年後の2013年、その遺構から350メートルの地に新生ウルフバーンが開業し、同じ小川の水で蒸留を再開した——「絶滅した蒸留所の血脈を水源で継ぐ」という詩的な復活である。名の由来は川の名にある「狼」で、ラベルには北欧伝承の海狼が描かれる。3人の職人による完全手作業の少量生産を貫き、2016年の初リリース以降、若くして端正な酒質が「北の新星」として評価を確立。本土最北端という立地はジョン・オ・グローツを目指す旅行者の巡礼地にもなっている。

代表銘柄

ウルフバーン ノースランド / ウルフバーン モーヴェン / ウルフバーン オーロラ