一貫性の単一樽、意外性のフィニッシュ。後者は個性を作りやすい反面、元の酒質が隠れることもあります。

01 単一樽熟成 — 一貫した味

最初から最後まで同じ種類の樽で熟成させる伝統的な手法です。長い年月をかけて樽の成分がゆっくり溶け込み、まとまりのある一貫した味わいになる。奇をてらわない完成度の高さが持ち味です。

02 カスクフィニッシュ — 層を重ねる

主熟成のあと、数か月から数年だけ別の樽に移す手法です。ポートワイン樽、ラム樽、ワイン樽など多様な選択肢があり、最後に華やかな一層を加えられる。グレンモーレンジィが先駆けとなり、いまや業界標準の技法になりました。