第2章へようこそ。この章のゴールは明確です——あなたが、自分の一本を持つこと。でも銘柄の話を始める前に、今日は先にあなたの話をします。第1章で取ったメモ(3つの飲み方の答えと、1:3派か1:4派か)を手元に。それが今日の診断材料です。
01 ウイスキーの味は、3つの方向に分かれる
世界には数千の銘柄がありますが、初心者の地図としては、味の方向は大きく3つに整理できます。【華やか系】花や果物(りんご、洋梨、桃)を思わせる、明るく軽やかな味。【スモーキー系】煙、燻製、正露丸(!)と形容される個性派。【甘やか系】レーズン、蜂蜜、バニラ、カラメル——デザートに近い方向。もちろん実際は無限のグラデーションですが、まず3方向で考えると、棚の前で迷子になりません。
02 診断 — 3つの質問
次の3問に直感で答えてください。Q1:果物なら、りんごと干し葡萄(レーズン)どちらが好き?(りんご→華やか系/レーズン→甘やか系の傾向) Q2:燻製やスモークチーズ、好き?(大好き→スモーキー系の素質あり/苦手→まずは他の2系統から) Q3:第1章の飲み比べで選んだのは?(ハイボール→香り立ちの良い華やか系が映えます/ロックやストレート→じっくり系の甘やか・スモーキーも候補に)。3問の答えを組み合わせると、あなたの出発点のタイプが見えてきます。
03 次回、店頭へ
タイプが見えたら、次回はいよいよ買い物です。酒屋やスーパーの棚を前に、覚える言葉は3つだけ。タイプ別のおすすめ銘柄と予算別の定石も用意してあります。診断結果(華やか/スモーキー/甘やか)をメモして、次回へ進んでください。ここから、あなたのウイスキーは「コンビニの小瓶」から「自分の一本」に変わります。