製法の特徴

自家フロアモルティングを一部維持し、中程度のピートレベル(約25ppm)でスモークと甘みの均衡を追求する「アイラの女王」。海面すれすれに立つ石造りの熟成庫「No.1ヴォルツ」での熟成が、潮の香りを宿すとされる。

歴史

1779年創業、記録に残るアイラ島最古の蒸留所。島の行政中心地ボウモアの町とともに歩み、白壁の建屋はラウンドチャーチ(円形教会)と並ぶ島のランドマークである。第二次大戦中は対Uボート飛行艇部隊の基地として接収された歴史も持つ。1994年からサントリーグループの一員となり、日本市場との縁も深い。強烈な個性を競う南岸の蒸留所群に対し、スモーク・潮・蜂蜜・果実の調和を身上とする味づくりは「アイラ入門にして奥義」と評される。1960年代蒸留の伝説的ボトル「ブラックボウモア」はオークションで数百万円級の値を付け、ジャパニーズ以前から続くプレミアムウイスキーの象徴となっている。

代表銘柄

ボウモア12年 / ボウモア18年 / ボウモア15年