製法の特徴
製麦から瓶詰めまで全工程を敷地内で行う、スコットランドで唯一の完全一貫生産蒸留所。2.5回蒸留のスプリングバンク、ノンピート3回蒸留のヘーゼルバーン、ヘビーピート2回蒸留のロングロウと、1か所で3銘柄を造り分ける。
歴史
1828年創業以来、創業家ミッチェル家が5世代にわたって所有し続ける、スコッチ業界で最も独立性の高い蒸留所。かつて30以上の蒸留所がひしめき「世界のウイスキー首都」と呼ばれたキャンベルタウンが1920年代に壊滅した後も、品質第一の少量生産で生き残った。着色・冷却濾過を一切行わず、増産の誘惑を退けて手作業の工程を守る姿勢は「スコッチの良心」と称される。生産量の少なさから世界的な入手困難が続き、リリースのたびに行列と抽選が発生する熱狂は現代スコッチ市場の象徴的光景となった。塩気・油分・果実が混然となる酒質は「キャンベルタウンの魂」そのものと評される。
代表銘柄
スプリングバンク10年 / スプリングバンク15年 / ロングロウ / ヘーゼルバーン