焦げによる香ばしさとコクが直火、クリーンで安定した酒質が蒸気加熱。効率では蒸気、個性では直火に分があります。
01 直火蒸溜 — 力強さと香ばしさ
釜を直接火で熱する伝統的な方式です。釜の底が高温になるため、もろみの成分が焦げて香ばしさとコクが生まれます。制御が難しく職人技を要するため採用する蒸溜所は減りましたが、余市やグレンファークラスなど守り続ける蒸溜所もあります。
02 蒸気加熱 — 穏やかで安定
釜の内部に蒸気の管を通して間接的に加熱する現代の主流方式です。焦げ付きがなく温度制御が容易で、クリーンで穏やかな酒質になります。安定した品質を大量に作れるため、ほとんどの蒸溜所がこちらを採用しています。